最初の関門「約分」

「小学生の計算力に関する実態調査」によると、小数や分数の計算は正答率が低く、特に分数の計算では計算結果の約分忘れも多いと指摘されています。
中学以降の数学では分数の形で答えを出すよう求められることが多く、そこでもしっかりと約分ができていなければ減点されてしまいます。
小学生の段階で約分をしっかりと身に着けることが今後の算数・数学の学習でとても重要なのです。

約分1000の強み

発達心理学者の糸井尚子教授によると、「分数は小学校算数の中でも理解しにくい領域」なのだそうです。
まず分数の意味を理解してから、次に計算のやり方を覚える、というステップで学習していくのが理想ですが、分数の概念は複雑なのでなかなかそうもいきません。
そこで、筋トレのようにひたすら問題を解いて体で覚えながら分数についての理解を深めたいところなのですが、市販の計算ドリルを解いていてもつまらなくて飽きてしまいませんか？
約分1000は、そんな問題点を解消するために以下の強みを持っています！

ともに喜ぶ

私の知る限り、東大生のうち親から勉強を強制されていた人は少なく、だからといって放任されていた人も少なかったです。
では、東大生の親はどうしていたかというと、子どもとともに喜んでいたようなのです。
子どもに勉強を強制すると勉強が嫌いになってしまうことは容易に想像できますが、一方で褒めてしまうと今度は褒められることが目的になってしまい自主的に勉強をするようにはなりません。
そこで、子どもとともに喜ぶことで、子どもに寄り添いつつ自主性を育むのです。

約分1000には、カメラボタンを押すと結果を画像として保存する機能が付いています。
ぜひ、ともに喜びを分かち合い、そして算数の楽しさを味わいましょう。

約分1000をプレイ

参考

• 八木義弘「小学生の計算力に関する実態調査―全体の傾向について」
• 糸井尚子(2008)『子どもは小さな数学者』